働く全ての人に 喜びと安心を
ディーセントワーク・ラボはこの実現に向けて、様々な取り組みを行います。
ディーセントワーク(Decent Work)とは、ILO(国際労働機関)の21世紀の主目標であり、
「働きがいのある人間らしい仕事」 と訳されます。
簡単に言うと、生活と働くことを、よりよいものにしたいという人々の想いや願いそのものです。
働くことは、賃金を得て生活するのはもちろんのこと、人からありがとうと言われたり、
人の役に立っていると感じたりするような「働くよろこび」も得られると、ディーセントワーク・ラボは考えています。
また、家族も含めた安心した豊かな生活や社会的な保障も、長く働き続けるベースとなるものです。
ディーセントワーク・ラボでは、これらについて考え、実現を目指していく団体です。
特に、働く環境が十分に整っていない障がいのある人の「役割」や「仕事」を、
多くのプロの方たちと共につくり、その活動を通して、全ての人の「働く」を見つめていきたいと考えています。
人はなぜ働くのでしょうか?
その理由は2つあります。まずは、生活を営むための物理的、経済的報酬を得るため。
もう一つは、他者からの承認や自己の成長、自己表現、他者や社会とのつながりといった社会的・心理的・道徳的な面を満たすためです。
ディーセント・ワークは、その両者のバランスが取れた状態であると言えます。
物理的、経済的な側面を整えることは大切ですが、
働きがい、自己の存在意義の確認といったソフト面も同時に高めていくことも非常に重要です。
なぜならば、これらは個のモチベーションに深く関わっており、
結果的に個人の生産性、ひいてはチーム(組織)全体の生産性に直結するためです。
ディーセント・ワークには、「各々がセルフマネジメントを行い、チームが一体となってビジョンや達成すべき目標に向かっていく」
ためのヒントがたくさんあると考えています。
業務切り出し
まずはここから始めます。障がい者の特性を念頭に置き、強みを活かすことのできる業務が既存業務の中にあるか点検することから始めます。
特性を理解していないと予想もしない業務をお持ちかもしれません。
業務構築
切り出しができない場合、御社の運営/経営に役立つ事業をご提案するとともに、実装、運営までフルサポートします。業務構築 であれば10人から100人以上の採用を実現することが可能です。また、併せて、70%以上が「親会社の支援がないと経営が成り立たない」と言われる特例子会社の黒字化を前提とした形で設立/運営をサポートすることもできます。
職場内研修
障がい者雇用がうまくいかない場合の多くは、職場の理解/管理者の理解が不足していることに起因していると考えます。遠回りに見えますが、「障がい」を「ひとごと」から「自分ごと」に変える研修を行うことで、障がい者雇用を「自分ごと」に近づけて考えるようになり、結果として障がい者の理解につながります。
障がい者研修
障がい者雇用に関係する機関とともに、業務面に必要な技術取得や生活面のサポートを行います。
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(2016)『はじめからわかる障害者雇用 事業主のためのQ&A集』を参考に改変。
障がい者雇用は図(※)のようなステップを取りながら進められます。
経験豊富な福祉の専門職が、採用前の準備から定着までトータルにサポートいたします。
障がいのある人もない人も「会社の役に立っている」という実感が伴わなければ「働きがい」は生まれません。
障がい者を戦力とし、会 社の役に立っていると実感できる仕事となるよう、
社会福祉の専門職がしっかり関わります。「やっているけどうまくいかない」
「もう切り出しができない」「まだ大量に不足している」という企業様だけでなく、
ゼロから障がい者雇用を考えている企業様も安心して ご相談ください。
障がい者は、障がいがあるが故に「働きづらさ」が明確になる場合があります。実は、その働きづらさは、他の人にとっても「潜在的な働きづらさ」である可能性が高いと言えます。つまり、そこを改善することが多くの人の「働きやすさ」につながるということです。このような考えのもと、障がい者雇用を切り口としてマイノリティから学び、職場づくりに活かすことで、様々な人が働きやすい「働き方改革」 を推進するサポートをします。
障がい者をはじめとしたマイノリティの人が働きやすい環境を調整し、つくることのできる、ダイバーシティマネジャー(仮称)の資格取得に向けた研修を行います。強力な講師陣による、ワークショップ、事例検討を中心とした「考える&体験する」内容となっています。定期的なSV(スーパーバイズ)が受けられ、同じような立場の人と工夫や悩み等を共有する機会も大切にしていきます。
障がいのある人のユニークさやオリジナリティを活かせるデザインにこだわって、「ものづくり」をしています。コンセプトづくり、デザイン、ものをつくる、ものを販売するといった、ものづくりの最初から販路の開拓までをトータルにサポートします。
障がいのある人が「一つ一つ丁寧に手作りする」という価値を最大限に高められるような「ものづくり」を目指し、多くのデザイナーや企 業と共に取り組みを行っています同時に、その取り組みを多くの人に知ってもらい、購入いただけるようなしくみを作っています。
https://www.equalto.or.jp
イクォルト
2021.04.15
(お知らせ)『就労継続支援B型事業所における支援プログラムとマネジメントガイドライン』の冊子が完成しました!
2021.01.28
【イベント開催:障害のある人と地域企業でつくるソーシャルグッド アイデアソン】 京都市さん、デザイナーさんとの新しい取り組み。 ソーシャルグッドな地域企業について、様々な分野とコラボし課題解決を図りながら,障害のある方の仕事を創出するアイデアソン。 関心のある皆さま、ぜひご参加ください!
2020.11.24
【イベント案内:有名パティシエ監修のお菓子(約1000円分)を無料でお届け!】「ディーセント・ワーク を掘り下げること!」 をテーマに掲げ、慶應義塾大学の牛島ゼミと美大生からなる特別チーム”プロジェクトZ”がイベントを開催します!題して 「ハタラクをケンガクする」 1人1人の目的や個性にあった「ハタラク」を実現しているところをみんなでケンガクして、美味しいお土産を食べようという企画。ぜひご参加くださいませ!
2020.11.24
【オンラインワークショップ開催】 12月4日(金)・12月18日(金)14:00~16:00 オンラインワークショップ『未来型×対話コミュニケーション』を開催いたします!
2020.11.10
【11/16(月)オンラインミニシンポジウム開催】 この度、日本ピーススマイル協会さん主催のオンラインミニシンポジウム 「新しい働き方・ワークプレイスからニューノーマル時代のウェルネス組織を考える」に中尾が登壇します。 ご興味のある方はぜひお申込みくださいませ!
代表理事 中尾文香
博士(社会福祉学)。社会福祉士。香川県高松市生まれ。2005年埼玉県立大学保健医療福祉学部社会福祉学科卒。2007年日本女子大学人間社会研究科社会福祉学専攻博士課程前期修了。東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科博士後期課程修了。2007年4月株式会社テミルに入社し、機器のアクセシビリティ調査、保育関連のコンサルに携わる。2010年からテミルプロジェクトを企画・運営。2013年6月、特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボを設立する。中尾のブログはこちら
理事 内田眞由美
グラフィックデザイナー 株式会社シィクリエイティブ共同代表
東京生まれ 専門学校でデザインを学び広告制作会社を歴て独立。
1988年株式会社シィクリエイティブ設立。化粧品、食品、お菓子、飲料等のパッケージを中心としたグラフィックデザインにたずさわる。
パッケージ協会会員
理事 久住芳男
プロダクトデザイナー 株式会社シィクリエイティブ共同代表
新潟生まれ 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 卒業
1983~1994年 株式会社GKインダストリアルデザイン研究所 勤務
家電、住設機器、家具、医療機器等のデザイン開発にたずさわる。
1994年 株式会社シィクリエイティブに参加。生活用品、家具、医療機器、パッケージ、空間環境等のデザイン開発にたずさわる。
2000年~2013年 東京工芸大学芸術学部非常勤講師
上席研究員 船谷博生
北海道札幌市生まれ。91年明治学院大学社会学部卒。06年東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。社会福祉学修士。社会福祉士。東京都港区で福祉専門職として勤務したのち、松下電工株式会社(現・パナソニック)で介護事業立ち上げに参画。2006年に株式会社テミルを設立、2010年より現在、福祉施設の工賃向上を目指したプログラム、テミルプロジェクトを企画・運営している。
法人概要 PDFダウンロード
ディーセントワーク・ラボでは、当法人の趣旨にご賛同いただける会員を募集しております。お気軽にお問い合わせください。
Tel
Fax
03-6451-7346
info@decentwork-lab.org
担当
中尾、船谷
住所
東京都大田区北千束2-36-20-205
Tel
Fax
03-6451-7346
info@decentwork-lab.org
担当
本木(もとき)
名称
特定非営利活動法人
ディーセントワーク・ラボ
設立
2013年6月
代表
中尾文香
事業内容
特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ(以下「当法人」といいます)は、
活動の参加者をはじめみなさまのプライバシーを尊重し、個人情報を保護することが、活動を行う上で重要であると考えています。
当法人は、個人情報保護法そのた関係法令を遵守し、以下の考えに則って個人情報の適正な取り扱いに努めます。
当法人が収集、使用する個人情報とは、個人情報の保護に関する法律に規定される生存する個人に関する情報(氏名、生年月日、その他の特定の個人を識別することができる情報)、ならびに特定の個人と結びついて使用されるメールアドレスなどの情報であると認識しています。
当法人は、個人情報を収集、使用するにあたっては、可能な限りその利用の目的を明確にします。
当法人は、あらかじめご本人、ご家族の同意を得ず、利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取扱うことはありません。ただし、次の場合はこの限りではありません。
当法人は、個人情報の漏洩、滅失またはき損の防止その他の個人情報の安全管理が図られるよう、合理的な対策を講じます。また、個人情報を取り扱う従業員に対しては必要かつ適切な監督を行います。
当法人が、個人情報の取扱いの全部又は一部を委託する場合は、委託先と機密保持を含む契約の締結、または、当法人が定める規約に合意を求め、委託先において個人情報の安全管理が図られるよう、必要かつ適切な監督を行います。
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特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ プライバシーポリシー管理担当
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